ボンドボンゾ歴史-2-

レッツメイアクアップ

1.The Strain
2.Turkeys
3.King Of Scurf
4.Waiting For The Wardrobe
5.Straight From The Heart
6.Rusty (Champion Thrust)
7.Rawlinson End
8.Don't Get Me Wrong
9.Fresh Wound
10.Bad Blood
11.Slush

Let's Make Up and Be Friendly(仲良きことは美しき哉)1972年3月

■前作の後、一度解散したボンゾズだが、レコード会社との契約が残っていたので再結成してこのアルバムを製作。でもスレイターは不参加(spirit面のみ参加とのクレジットで、さすが心霊と妖精のお国柄?)。そのせいもあってバンドとしてのまとまりというかきらめきは特に感じられない、メンバー各人のソロを持ち寄ったようなアルバム。US及び日盤のCDにはボーナストラックとしてスタンシャルのソロ作品"Suspicion"とスピアのソロの"Trouser Freak"が収録されていて、私が所有しているのがそれだから余計にソロ作品集の印象が強いのでしょうけど。■7は以前かちらちらスタンシャルがやっていて、彼のソロでのライフワークでもある「ロウリンスン一族物語」もので、難解な物語が語られています。■6は完全にスミスのソロという位置づけ。スピアの4はアナーキー。イニスの8は得意のビートルズ風の一曲で美しい。ビーチボーイズのパロディみたいな3も面白い。でも、やっぱりあんまり聴かないアルバムになっています。

アンピールド

1.Do The Trouser Press
2.Canyons Of Your Mind
3.I'm The Urban Spaceman
4.Hello Mabel
5.Mr. Apollo
6.Tent
7.Monster Mash
8.Give Booze A Chance
9.We Were Wrong
10.Keynsham
11.I Want To Be With You
12.Mickey's Son And Daughter
13.The Craig Torso Show
14.Can Blue Men Sing The Whites?
15.Look At Me I'm Wonderful
16.Quiet Talks And Summer Walks

Unpeeled(BBCセッションズ)1995年

■60年代当時にボンゾがイギリスのBBCラジオ放送用に残したライブセッションを英Strange FruitレーベルがCDにまとめたもの。日盤もあります。■8と13はオリジナルアルバムには未収録なので貴重。もちろん全曲貴重ですけど。8はプラスティック・オノバンドの「平和を我らに」のパロディで「酒を我らに」というオノ・ヨーコをバカにした曲。13の方はクレイグ・トルソーという架空のパーソナリティの架空のラジオ番組という構成で、トーク・ショーのお喋りの間に短い曲を挟み込んでいる。■スタンシャルが他界した95年にリリースされた。スタンシャルの書いたジャケットの絵が面白いけど、怖い。右上の人物がスタンシャルなのは分かるけど、他の5人もボンゾズなんだろうか。

 

コーノロジー

オリジナル

CDボックスセット

Cornology 1992年

■英EMIから出ていたボックスセットでボンゾのオリジナル・アルバム5枚の全曲をCD3枚に収録。加えてボンゾのオリジナルアルバムには未収録だったシングル曲"My Brother Makes The Noises For The Talkies""I'm Going To Bring A Watermelon To My Girl Tonight" "Alley Oop""Button Up Your Overcoat"。何故か語りがドイツ語の"Mr. Apollo(German version)"とこれもシングル曲の"Ready Mades"。さらにスタンシャルのソロ"Labio-Dental Fricative"、イニスのソロ"Re-Cycled Vinyl Blues"、スピアのソロの"Trouser Freak"が入っていて非常にお得です。■でもオリジナル盤のジャケットがないと寂しいかなー。ブックレットも読みごたえありそうな解説つきですが、外盤だから英詩も載っていないのは不便かも。問題のシングル曲が入っている3枚目のディスク"Dog Ends"だけバラ売りしていたので私はそれだけ買いました。ちなみにこちらは英国盤の選曲になってますので、"Urban Spaceman"の位置もオリジナル通り。

Four Bonzo Dog Originals 1996年

■これも英EMIから出ているボックスセット。1stから4thまでの4枚がセットに。ボーナストラックはないが、オリジナル盤のジャケットがちゃんと付属とのこと。歌詞と解説がいらなければこれがお買い得かも。

1. Do the trouser press
2. Canyons of your mind
3. I'm the urban spaceman
4. Hello Mabel
5. Mr Apollo
6. Tent
7. Monster mash
8. Give booze a chance
9. We were wrong
10. Keynsham
11. I want to be with you
12. Mickey's son and daughter
13. Craig Torso show
14. Can blue men sing the whites
15. Look at me I'm wonderful
16. Quiet talks and Summer walks
17. We're going to bring it on home
18. Sofa head
19. Canyons of your mind
20. I'm the urban spaceman

The Complete BBC Recordings 2002年

1〜16までは同じレーベルから以前出ていたUnpeeledと同じ。17、18は"peel sessions"という12インチシングルのものと同じ。19(BBCのCoiour Me Pop/68年)、20(BBCのLate Night Line Up/86年)が初出。

 

ボンゾの歴史3へ行く

ボンゾの歴史1へ戻る

INDEXへ戻る